久しぶりに劇場(映画館)に足を運んで映画を見ました。
やはり家で見るよりも迫力はぜんぜん違いますし、他の情報から隔絶されるので、しっかり楽しめるのがいいですね。

感触としては残念ながら期待したほどではなかったかな。
公式サイトで紹介されている物語以上のものはない、というか。
いや、たぶん、この映画は普遍的で当たり前のことを描こうとしているのだろうとは思うのだけど、ちょっとこう、見終わった後の感覚がいまいちスッキリしなかったのです。
面白くないわけではなかったのだけど。
おおざっぱに言って、中盤が一番良かったかな。
導入部分と終わりの部分がしまらなかったという印象が強い。
この映画で見せたかったのは、花という少女が母となって成長していく部分と、こども二人が自立していく過程でどのように生きていくのか、ということだと思う。
それは理解できるし、そういった普遍的で当たり前なことこそ、描き方しだいで強く心に残る作品になりえたと思うだけに、ちょっと拍子抜けだった。

ただ、映像部分、演技部分はとても良かった。
一面の銀世界の中を親子3人が走り回るところとか、特に良かったと思う。
また、声に声優ではなく俳優が多く起用されているが、棒読みに感じることもなく、良い演技だった。
こういう、しっかりとした声の演技ができる俳優を使ってくれるのであればなんら問題ない。

# ローカルなことを申し上げれば、今回観に行ったのは博多シティに新しくできたT・ジョイ博多というシネコン。
新しいだけあってきれいで広いのは良かったのだけど、ややおしゃれでシックすぎて少々アウェー感があったのは誤算だった。
7/23 追記
少し補足。
序盤:花がおおかみおとこを好きになる過程・理由がよくわからない
終盤:明確な、大きな事件がおきるわけではないので締めの印象が弱い
というところがある。
これに対し、おおかみおとこが死んでから花がさまざまな苦労を経て山奥の家で暮らしをしていけるようになるところの描写はとても良かったと思う。
強くてへこたれない。
少女が母になって、成長していくところはよく描けていた。
苦しいところもぼかさず、かといってそれだけでなくちょっとおかしみのあるエピソードも挟んでいて、とても見ごたえがあった。
そして、こども二人がそれぞれの道を選び、自立していく部分の見せ方。
だからこどもが二人なのかなぁ、とか。(ややネタばれ
どちらを選ぶのかという葛藤というよりは、ごく自然に大きくなって道を選んでいくのだな、とそう思えた。

二人が成長していく過程も興味深かったのだけど、小さい時のかわいらしさはとんでもない。
特におおかみになっている時ときたら。
管理人のみが読めるようにする

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