楽園のトリル 1巻、2巻 表紙

「部外者は口を出すな そいつは俺の玩具ペアだ」

>「楽園のトリル」1巻、2巻(藤田麻貴(ふじたまき)、秋田書店プリンセスコミックス、月刊プリンセスにて連載中。)
<注>「楽園」=エデンと読みます
ええもう、なんというか、もろ少女コミックです。
めげないんだけど、やることなすこと空回り、な不幸体質であんまり特筆するような才能も特技もない女の子、鹿谷 律(かのや りつ)が、
天才だけど性格的にかなり問題があって、でも黙っていれば見た目は超グッドな(←?)男の子、篁 映里(たかむら えいり)と
なぜか同居!
という設定。
(↑いろいろ端折ってますが、おおむねそんな感じ(笑))
舞台は二人が同居することになった部屋がある特別寮と、律と篁が所属する音楽科とが主ですね。
(普通科・音楽科・情報科がある高校)

私が単行本を手にとってみたのは表紙の律がかわいかったから(笑)。
そういう意味ではたぶん男にもあんまり嫌悪感ないタイプの絵じゃないかな、と思います。
まあ、あくまで私の好みなんで、一般的にどうかはわかりませんけど。

見どころは、けなげな律にだんだん篁がほだされていくところかな(笑)。
性格超ドSな篁は律をペットどころか玩具(オモチャ)呼ばわりしていますが、それもまあ、照れ隠しなのかなぁ、という感じにいつの間にか読めてくるから楽しいですね<頭大丈夫? って気もする感想
お互いに振り回されつつも、一緒にいることは嫌じゃない。
2巻の中頃で、篁はそう自覚するに至ります。
律もなぜか、自分の中で確固とした言葉にはできないけれど、篁と離れることを良しとしないモヤモヤとした思いを抱きます。
篁のことを知りたい、ってことが直接には律の中から出てくる言葉ですね。

「たぶん知りたいんだ このヒトは何考えているんだって あたしのきづかないトコに何を隠しているんだろって」

それって「恋」(の入り口)ですよね?(笑)

二人がお互いを(素直じゃなくても)必要だと思い始めて、いよいよ(恋愛的に)仲も進展するかと思いきや、今度は律のトラウマが問題になってきたようです。
普通科からなぜか音楽科に転科して(特別寮に入る時の条件みたいなもの。詳細は省略(ぉ))、でも特別楽器も弾けなければ歌も歌えない律。
それでも決まってしまった「音楽科 声楽専攻」
打たれ強い律は、こうなったら…! と気合で(←誇張にあらず)声楽のレッスンに臨みますが、なぜか声が出なくて…? という事態に陥ります。
でも、普段の会話は普通に出来るし、鼻歌なんかは大丈夫、なんですね。
そんな鼻歌を誉めてくれた、カフェで会った変人さん、伊勢は新しい声楽の先生だった…ってぇ!?


この伊勢、律を生徒としてだけでなく、「女の子」としても気に入っている節がありまして、2巻の最後では車で律を(篁の目の前で)さらっていくという暴挙に出ます。
なんて引きを持ってきやがるんですか、もう!(笑)
まあ、律と篁なら心配ないと思ってますが。
と言いますかね、律が声が出ないと言うトラウマに陥っているピンチの時、心配してはれものに触るような周囲とは違って、篁はとことん厳しい態度なんですよ。
まさに荒療治。
それも律のことを思ってのこと、なんですよね。
端からはすっごい分かりにくいですが(笑)。
イコール、篁は律のことを大事に思っているし、たぶん異性として気に入りだしている。
(そもそも、当初から篁は律のことを

「顔はけっこう気に入っているけどな」

と言っています(笑))

なんとか律がこの、もろもろのピンチを克服して歌えるようになるといいなぁ。
伊勢先生によれば、正規のレッスンは受けてなくても、彼がほれ込むぐらいの才能の持ち主のようですからね、楽しみです。
で、気が早いですが、たぶんそれがうまくいったら、律の家族と篁ご対面! かな(ぉ
それよりも先に今度は篁の方の問題が表に出てきそうですが。
中学で既に才能を認められていた彼がなぜか高校になって作曲をあまりまともにしなくなったこと、がおそらく焦点になるでしょう)

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