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「ここ、あったかいね」
そう呟いて目を細める。真緒には、ひなたがとてもよく似合う。

>陽だまりの彼女(越谷オサム、新潮文庫)

というのも、プロットやキャラクターのポジションや関係性がいわゆるエロゲのストーリー系かつ泣きゲと呼ばれるものに属すると感じられたからだ。
だからといって面白くないと言っているわけではもちろんなく、もうきっちりやられたね。
最後になって真相に気づかされ、そこで待っていた結末ときたら。
最後まで読んでこそ理解できる伏線の数々、それをきっちりと回収してここまできれいにまとめられたら、ぐうの音も出ない。
だからジャンルとか媒体とかは関係ないんだなぁ、ということを改めて感じられたのがうれしいことである。
面白いものに小説やゲームとかの区別は必要ない、ということを。

素敵で鮮やかで泣ける恋愛小説。
小説本体もさることながら、表紙のイラストといい、帯の煽り文、裏表紙の紹介、解説の文章まで上手いからいっそ憎たらしいぐらい。

○好きだと、たぶんかなりうれしい物語だと思う。
楽しめる、というよりは最後まで読んでみて「ああ、いいなぁ、これ」と思わされる感じ。
○が何か書いてしまうと一気に重大なネタバレになるので書けないけど。

主役の二人が一貫として誠実(相手に対して、自分に対して、生き方に対して)であるところに好感が持てる。
一歩一歩着実に相手のことや自分のことを考えながら生きていく姿勢が良いと思った。

読後に、「これはハッピーエンドなのか?」という問いがたぶんどうしても出ると思う。
個人的にはニアリーイコール(≠)かなぁ・・・。
伏線の張り方や結末のつけ方があんまりにもだったらまた別だろうけど、ここまで上手く書かれたら認めざるを得ない、という意味合いで。

# 最近通っている本屋でお勧めされていたので読んでみた。
こういうのって結局好みがあるので、感性が違っていると「良い本だとは思うけど好みじゃない」ってことは往々にしてあるものだが、今回は珍しく当たりだった。
管理人のみが読めるようにする

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