何がと言って、表紙めくったところにある作者コメントがふるっています。

「大丈夫、大丈夫、ハッピーエンドにするから はっはっは」

いや、逆に不安になるじゃありませんか。
この巻の終わり方がまた…不安しか呼び起こしそうにないのだけど、巻末の予告見ると安心してもいいのか、な、あ?
そんな不安も一杯の巻ではあるものの、ようやく純夏が隠していた想いを事実上打ち明けた、と言っていい巻でもあるので、見所は多いです。
特に教室で純夏が汐を抱きしめたシーンは最高ですね。
これは雑誌連載の時にも書きましたっけ。
そして、汐の家で祖母の家に行こうか、という意思を打ち明けられた時に思わず抱きしめて「いっちゃやだよ」と伝えて、実質的に告白するシーン。
悲しいシーンでもあるけど、やはりここでようやく想いを告げられたことは大きいんじゃないかと思います。

それから、長らく女子(と言うより汐への)恋愛感情を公的には隠していた純夏がそれを表に出そうと決意した、という意味でもこの巻は大きいです。
もう、親しい人にはたいがい気づかれていそうではあるけれど。
世間の偏見にさらされることを恐れていた彼女が戦う決意をした、その表情がとても凛々しい。
汐と生きていくこと、汐を守ること、はそれを隠してなどありえませんからね。
もちろん、この作品ならではの持ち味としてシリアス一辺倒には偏らないでいくと思います。
コメディ部分は保ちつつ、自然体できっと乗り切ってくれることと信じたい。

例によって単行本特典の「蛇足」(1話ごとに挟まっている4コマ漫画)がいい味を出しています。
汐の祖母が足を怪我した理由が4コマで明らかになってましたし。
本編で描いたつもりが描いてなかったから付け足したのかな?
まあ、単純に描かなかっただけという可能性もありますから、それはいらぬ邪推かもしれません。

にしても、表紙が下からのアングルで描かれてるので、汐の太ももと胸がすごいことになってますね。
そりゃ、純夏がトチ狂うのも無理はない、と言うのは冗談半分にしても、スタイルいいんだなぁ、と言うのを再認識。
表紙絵のレイアウトもだんだん凝った感じになってきてるので、次の巻も楽しみです。

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