タイトルに今ひとつひねりがない気がします。
物語そのものは面白かったけど、結末がやや不十分に感じられなくもありません。
主役のミルカはかわいいし、今後相手役になるのかならないのか、スティーブンは不幸オーラ発してて良かった。
恋ドレのアントニーを想起したのは私だけではあるまい。
どちらかというと主役のミルカよりもゲストヒロインのキャロラインの強さが目立った印象。
弱々しく見せているのは演技であって、本当の彼女はたぶん誰よりも強い。
アルバート、ロイドのインパクトがないのはそういうお話ではあるとはいえ、ちょっと影が薄すぎて人間的な魅力には欠けました。

一番拍子抜けしたのは、最後まで敵役であるロイドが出てこなかった点ですね。
トリックとして、最初から見せてしまうとアルバートの入れ替わりがバレバレなので前半にいないのは仕方ないです。
しかし、ネタがバレてしまった後なら、一度は姿見せてくれないと困ります。
情報が伝聞でしかないから、結局彼がどんな人間だったかがわからず、ものすごく宙ぶらりんな感がありあり。

事務所所長のオシアンが癖があって面白そうな人物です。
2巻で少しは出番があるかな?

…あ、そうそう、謎解きという意味では完全に騙されました。
「ロイド!」という叫びを見てもまだあんまり真相がわからなかった自分はどうかしています。
ミステリー作家にはなれそうもありませんね。
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