--/--/--(--) --:-- スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ええっと、発売から2ヶ月?
ずいぶんと遅まきながら読み終えました。
前半は甘々だけれど、後半は今後への厳しさを感じずにはいられない展開。
巻末イラストコラム(?)で挿絵のあきさんが大喜びしてましたが、たしかにこの作品の主役二人はああいう構図なのだと再認識。
「VRT」って最初何のこっちゃと思ったら「ヴィクトリアン・ローズ・テーラー(Victorian Rose Tailor)」の略なんですね。

前半は表紙とタイトルどおりに糖度高めで、甘い恋人たちの様子を堪能致しました。
恋人同士ならではの痴話げんかも仲が良すぎるからのことでありますから。
しかし、クリスは表紙イラストでもふっきれたように華やかというかきれいになってしまって…そりゃシャーロックも手放せるわけがない。

まだまだクリスはシャーロック本人には本心を告げることをためらっている部分があるのですが、他の人間に対しては自分の恋人への気持ちを(照れはあっても)臆することなく話せるようになっていますね。
そこは進歩だと思います。
あとはシャーロック本人にこそ、本心を隠さず告げて欲しいなぁ、と男としてはやはり願うばかり。

ここだけの話、登場人物ではパメラが私は大好きなのです。
美人で明るくて遠慮がなくて、口は悪いけど嫌味ではない、というのは魅力的にもほどがある。
たというのにイアンときたら!
そりゃあ、アントニーも怒ろうというもので。
さすがにこういう状況は想定外でした。
後半で、旅立つパメラを見送ったイアンがいつか告げようとしていることが二人の別れではなく、パメラと結ばれること前提での言葉であることをこれまた願わざるを得ません。
ほんとに、ここで手放してどうするよ、と。
実際、主役二人にしろ、イアンとパメラにしろ、なかなか次への巻の引きが強烈な巻ですねぇ…。

中盤でのアイリスの独白(演劇スタイル)は彼女の内面を理解するのに助かります。
1巻での印象からしたら、ずいぶんと違う。
まあ、1巻は登場人物の造形も手探りの感じがありましたから、巻を追うごとにそれぞれの人物像ができあがっていったと考える方が自然。
だとすれば、ある程度1巻での印象とは違ってくるのは仕方がない面はあると思います。
また、アイリス本人の心境の変化、1巻時点では演技していた部分しか読者には見えてなかった、ということでもあるでしょう。

後半でいよいよ次の巻からのシビれる展開への序章、といった趣。
覚悟を決めたシャーロックとクリスの二人がこれ以上ないぐらいかっこいいじゃありませんか。
ジャレッドが抜かしてましたが、大人への反逆こそ若者の特権ですよ。
(ええ、私はジャレッドのようなすかしたタイプは大嫌いです。
でも一方でそんなところが魅力的でもあるから困ります)
あきらめず、無謀にもならず、ぜひとも目標達成する姿を見せて欲しい。
あとがきでも明言してましたし、この物語も最終章に向かっているようです。
きっちり見届けたい。
管理人のみが読めるようにする

トラックバックURL
→http://optfs.blog62.fc2.com/tb.php/603-8d075037
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。