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予想通りのところで幕。
最終話ということで、オリジナル要素を入れつつも尺に余裕のある構成でしっかりと締めてくれた。
話的には片がついてないが、これは原作を忠実にアニメ化したためでいたし方がない。
空港の話(田島殉死)はカット。
原作でのこの話が活かされているのは静香先生が電話をするところで南リカが登場するところのみ。
したがって、今話のほとんどは高城家に<奴ら>突入~高城家脱出に割かれており、尺に余裕があった。
無理に入れていたらかなり詰め込んで駆け足になっただろうから、こうして正解だろう。

神社回を前倒しした影響が脱出手段にも出ていて、噴水に乗り捨てたアーゴ(バギー)がハンヴィーに置き換わっている。
厳密には設定上原作との相違が多少あるのだが、特に違和感はなかった。
マット(松戸)がアーゴを紹介する見せ場がちょっと減ったけれど、ハンヴィーの修理を最後にしてのけるところで登場シーンは確保してある。

<奴ら>突入からの流れは戦闘シーンが長め。
孝たちがすぐに脱出に移った原作と異なり、孝たちもかなりの時間<奴ら>を食い止めるために戦う、というのは沙耶の家であることを考えればおかしな変更ではないだろう。
加えて、孝たちの久々の戦闘アクションが見られるのは単純にビジュアル的に楽しい。
それぞれのキャラに敵撃破での見せ場をつくり、当然女性キャラのお色気も(この最終話においても)忘れない所はあっぱれである。
冴子の前回転(?)斬りもかっこいいが、麗が<奴ら>に銃を引っ張られてピンチなシーンは男としてはやはりグッとくる。
ただ、時間帯が夜に変更されているためか、やや見づらくて見栄えがもう一つだったのはちょっともったいなかったかもしれない。

沙耶が両親に別れを告げるシーンは原作どおりの流れ。
沙耶母が沙耶に平手打ちをして諭すところはセリフとしてはいいのだが、やや動画としては動きがぎこちなかったような…いったん沙耶の身体を引き止めてから平手打ちってのが凝りすぎで不自然に移ったのかな。

沙耶パパ&ママが<奴ら>の群れに討って出るところは原作でも見所のシーンで、アニメでもきっちり再現してあり、よかった。
ただ、時間帯・状況がやや異なるせいか原作組としてはやや不自然にも感じたのだが、アニメ組にはどう見えたのかちょっと気になるところである。
ずっと受身ではジリ貧になるので攻めに出た方がいいという沙耶母の判断は的確であり、攻めに出ようとするその姿勢は勇気にあふれたものだ。
沙耶父はそれを評して「佳い(よい)女だ」と言っているわけだが、それが伝わりにくいように感じたからだ。
あ、沙耶母が武装した際のセクシーな格好へのチェンジはもちろん良かった。
コータが「ママ」呼びしてたのはどうかと思ったけれど。(そこは「お母様」ぐらいだろう)

脱出の際のアクションは原作でのアーゴ以上のアクロバットぶり。
静香先生の見かけによらない運転の腕もさることながら、身体の重みを使って車を傾けさせる冴子の無茶っぷりがすごくて、心地よい。
アクションに関しては最後まで非現実であっても見ばえ重視で押し切ったね。
車に引き戻された勢いで孝の胸に抱きとめられた格好の冴子がちょっとかわいい。
どさくさまぎれで「冴子」と孝は呼んでいるし、やっぱりアニメはかなり冴子押しなのは間違いない。

Bパート最後に孝は明るい調子で「ほんとに、めんどくさいよ!」と叫ぶ。
めんどくさいことを避けていた彼がこの異常な世界でむしろ生き生きとしてること、成長していることを示すセリフだが、アニメではあまり「面倒くさい」というセリフを言ってないのでやや伏線不足かな。
(原作だと折に触れてこの言葉が出てくる)

Cパートでショッピングモール前まで到達で幕。
原作が完結していない以上、これが良い区切りだろう。
松島巡査が見えたのは思いっきり2期への仕込だね。


簡単に1クール総括。
見事に「おっぱいパンツゾンビアニメ」だった。
生々しくて魅力的な女性陣のセクシーなカットの数々はほんとに良かった。
止め絵のイラスト要素としてきれいで色っぽいだけでなく、(特に乳の)動きもおそろしいこだわりを持って描かれていた。
それらは彼女たちが「生きている」象徴でもあり、危機的状況にあってこそ輝く。
原作でもその点が魅力であって、忠実に活かしてさらに増幅したアニメスタッフの手腕を賞賛したい。
アクションは原作以上に理屈よりも派手な見ばえという方向に振ってあり、見ごたえがあった。
8話でのワイヤー前でのシーンなど一部テンポの悪くなったところもあったが全体としては良かったと思う。
反面、極限状況での人間心理の描写という面では少々物足りなくもあった。
原作が内面については想像させるスタイルなので、それに忠実ではあるが、
1話や9話で見られる、普通の生活なら見えてこないであろう心の奥底の描写をもう少し突っ込んで欲しかったなぁ、とは思う。
それでも、9話モノローグなどかなり補足している部分はあり、心理を理解する助けになった。
一方で削られている孝のセリフも多かったのは残念。
主人公孝の女性たちに対する接し方はだいぶ違う感じに描写されていた。
冴子や麗に対する積極的な態度は男から見るとよりカタルシスを感じる方向への変更であり、歓迎。
やっぱり主人公に感情移入して見ていたので、彼がいい思いをするのは正直快感ではあった。
想像に任せていた神社内の描写もかなり確信を持てるようにシーンを追加したのはうれしいところである。
まあ、あの話は「濡れるッ!」でほとんど持ってかれた印象だが。
全体として、内面的には極限状況で見えてくる生々しい本能、心理的な部分の軋轢や葛藤を抱えつつもそれはあまり表には出さず、派手なアクションと女性陣の魅力的なビジュアルを前面に出して魅了した。
いいアニメ化だったと思う。
あまり間をおかずに2期を見てみたいものである。
いやほんと、原作者様、早く続き書いて完結させてください。
よろしくお願いします。
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