アマガミSSの感想をネットで見ていて思うところがいくつかあったので書いてみる。
その1 あなたがそのキャラを好きならそれでいいじゃない

同じ作品でそれを好きな人が感想を書くので、感想を書く形態が違っても内容の大きな傾向は変わらない。
ツイッターがもっともリアルタイムに反応があり、文字制限が厳しいので簡単で直接的な表現が多い。
ブログはその人の意見をまとめているので当然すぐにアップされるとは限らないが、その人独自の見方が発見できて面白い。
人によって注目点は違うものだ。
特にゲーム版経験者とアニメから入った人ではかなり違ってくる。

2chはどうかというと…ツイッターと同様にリアルタイムで感想が書き込まれる。
ただ、文字制限はツイッターより余裕があるため、短文・長文が入り乱れている。
論調も最もカオスだ。
顕著なのは、作品のいい所を誉めることだけでなく批判も目立つということ。
キャラの人気・自分が好きなキャラに言及することも多い。
誉めるだけでないのはいいことだと思う。
自由な発言の場だからこそ、その中から良い意見も生まれると信じるからだ。

ただ、私はこのキャラが好きだ、ならいいんだけど、それ以外のキャラあるいはそのキャラを好きな人を攻撃するのが目立つのは残念である。
相手をけなして自分が優位に立ったり快感を得ようとしたりするのはなんとも下品で醜い行為だと思う。
そんな人はアマガミのヒロインたちにも愛想をつかされるよ?

「アマガミ」という作品はどのキャラもかわいいしそれぞれの面白さがあるので、どの子のストーリーも楽しめばいいのにな、と思う。
自分の好きなキャラの当番回だけでいいとか、早くその回にならないかなとか、言っている人がいるけれど、それはちょっと視野が狭いというか狭量だと思うし、聞きようによっては他のキャラを好きな人を貶めているようにも感じられてしまう。
もっと心を広くもって「アマガミ」世界を愛していこう、と申し上げたい。

紗江放送回で上記のことが特に目立った理由の推測。
原作ゲームではあまり人気がなく期待されてなかったこと、それに反してアニメ版ではいいスタートを切ったこと。
この後がゲームでは1、2位を争う人気の逢であること。
両方がかみ合ってしまった結果だと思う。
アニメから入った人のほうがむしろ素直に面白いと感じてくれている。
逢ファンの中には「次の逢はもっと面白いよ!」と強すぎるアピール発言をしているものもいるし。
悪気はないのだろうし、それだけ逢が好きで逢編が面白くなることを期待しているのだろうが、その発言が自己中心的であることに気づいているのだろうか。
紗江回はしょせん逢回より面白くはならない、と言っているわけだからね。
もう少し他の人への配慮がほしいものである。

その2 人はけっこう保守的だ?

ゲーム版経験者はゲーム内のイベントが忠実に再現されることにこだわる傾向にある。
セリフ、シチュエーション、声優の演技。
まあ当然だが、少々こだわりすぎなのでは、と自分を顧みて思うこともある。
多少のアレンジは許容すべきではないだろうか。
別人のようになっているのでなければ。
「キミキス」が(ゲーム版経験者からすれば)あまりにも酷い改変であったため、過剰に反応している面はあるだろうね。

それから、作品の構成や演出が変わることに対し意外に拒否感が大きいこと。
例えば薫回では、アニメから入った人限定だが、EDがはるかと異なり「10年後」にならなかったことに不満を述べる人がいた。
キャラが変わればEDも変わっていい、という受け止め方でいいと思うのだが意外に同じ形を要求するのだな、と驚いた。
各キャラ同じ話数が割り振られているので、違うEDになるとそのキャラのファンとしては扱いが軽くなったように感じる人もいるのかもしれない。

紗江回でも、初めてナレーションが入ったことには賛否両論だった。
ナレーション自体は演技もしっかりしているしジャマになる頻度でもないし、面白い演出でいいと思うんだけどね。
これもまた、それまでと同じ形で描かれることを期待している層はいるようで、違った演出を選ぶという”変化”を嫌うようである。
ちょっと興味深い。

3 原作組もアニメ組への配慮を

アニメから入った人はアニメ版が自分の感覚のベースになるので、ゲーム版経験者が原作ではどうだった、とか話すのをあまり喜ばない人はいる。
これは無理ないかな、と思う。
このアニメでは原作組の私だが、例えば「とある科学の超電磁砲」においては逆の立場だったので気持ちがよくわかるのだ。
原作組としては気をつけたいところではある。
要は自分の感覚を押し付けるのはやめようということだ。
あまりネタバレしすぎないようにするのはもちろんのこと。
管理人のみが読めるようにする

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