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オールクリア、そして「夜明け前より瑠璃色な」作品世界もこれで終わりと思うと余韻に浸っていたい感じなのだけど…。

「夜明け前より瑠璃色な」無印版及び「夜明け前より瑠璃色な - Brighter than dawning blue -」のアフターストーリーと新キャラシンシアのエピソード、「夜明け前より瑠璃色な」作品世界の最終エピソード、という構成。
ファンとしてはここまでいろいろとアナザーエピソードを見せてくれて、最後のところのエピソードまで見せてくれたことについては全く文句はない。
ただし、細かい所では多少不満はある。主にCGのクオリティの差が激しい点において。

攻略可能順
各キャラアフターストーリーを全部見る
→シンシアのエピソードを見る
→Moonlignt&Earthlight=「夜明け前より瑠璃色な」最終エピソード
(この後タイトル画面の音楽が変更。ややグラフィックにも変化があったような・・・?)

おまけシナリオ
例によってギャグノリが多くてそれはそれで楽しいが、そんな中でフィーナの結婚式初夜(エッチシーン当然あり)はやはり必見だと思う。
これをきっちり入れてくるところがオーガストというブランドの良さ。
さらにフィーナにはこの作品全体のオープニングシーン(往還船でのミアとフィーナのあのシーン)の直前のエピソードもある。
本編を全部見ておまけシナリオを全部オープンすると、「Message from heroines」という項目が「おまけシナリオ」内に出現する(左下)。
「夜明け前より瑠璃色な」作品全体の最後ということでヒロインたちから最後の挨拶。
作品をこれまで楽しんできた人にとってはうれしいメッセージである。
これを見ないとCGが埋まらない(P1 上から2段目左端のCG)。

シンシア
MCでの新キャラクター。
姓から推測が立つように伝説のフィアッカ・マルグリットの家系の人だった。というか、その妹。
ある種類のロストテクノロジーの管理者。観測者・監督者である姉とはポジションが少し異なる。
見た目や性格はうまく既存のキャラクターから差別化できている感じ。
大人っぽいようで子どもっぽいようで、なかなかとらえどころのない不確かさが作中にあるように引きつけられる魅力となっていると思う。
ケンカしてばかりのようで仲がいい姉とのやり取りも微笑ましい。
ストーリーとしてはけっこうヘビーというか明るくハッピーエンド、というわけにはいかないのだが、後味のいい終わらせ方だと思う。
時間軸・並行世界としてはどのヒロインとも結ばれてない状態でフィーナが月に帰った直後。

Moonlignt&Earthlight(フィーナ)
思ったより短めであっさりしているが、作品世界全体の最終エピソードということで感慨深い。
達哉の卒業式2日前に突然家にやってきたフィーナとのデート、卒業式、その8年後の結婚式後のあるイベントで締め。
エピソードタイトルを見ると、フィーナの姓が月と地球との架け橋になった彼女にふさわしいものであることが改めてよくわかる。
個人的には思い出の遺跡でのエッチシーンもいいけれど、卒業式後の見送りで達哉が婚約指輪を渡すシーンが好きかな。

アフターストーリー
「夜明け前より瑠璃色な」でそれぞれをヒロインとして選んでエンディングを迎えた後、という設定。
全てエッチシーンあり。
新キャラのシンシアとPS2版でエッチシーンがなかったエステル・翠が2回、既存キャラはほとんど1回なのだが麻衣だけ2回ある。
優遇されてる?
前作でのエンディングはキャラによっては数年の時間経過があるので、そこをどうつなげていくのかと思っていたがおおむね上手いつくり方をしている印象。
立ち絵はほとんど流用なので変化なし。
イベントCGに出来の差があるのが少々残念。
前作並に綺麗なのももちろんある一方で、
線がおぼつかない、人体のバランスがどこかおかしい、目が大きすぎたり形が丸すぎたり、塗りが繊細さに欠ける、など。

ミア
朝霧家での主婦生活の一方、左門に勤めて月料理を通して月と地球の交流に貢献する。
今まで第一に考えてきたフィーナから離れて新たな目標を少し見失っていた彼女。
そこで新しいやりがいを見つけるというのは自然な流れだと思う。
好きな人(=達哉)と一緒にいられればそれだけでいいのかというと違うのだな。
それはそれで大切なのだけど、生きていくための柱、生きがいが必要。
そんなわけで、王国の大使として任命されて、一度は外した王家の紋章つき腕章を新しくつけることになる下りが良かった。

麻衣
麻衣の前作エンディングは1年後ぐらいだった筈で、そこに至るまでの途中経過的なお話。
付き合い始めの初々しい二人。
特に何が起きるというわけではなく、この二人はこれがいいのだろう。
麻衣のリボンは設定上新しいものになっているが、グラフィック自体は同じ。
なぜまたリボンをしているかについては「おまけ」でも触れられているものの、やや無理があるかもしれない。
風呂場でのスク水エッチといい、ある程度はお約束とご都合優先なのかな。

菜月
遠距離恋愛ゆえに、久しぶりに会えることのうれしさ、会えるまでのドキドキがあって、それがよく表現されていると思う。
菜月は料理中心のブログをアップしているのだが、前作が出た頃(2005年)ってそこまでブログってメジャーじゃなかったような。
ここらへんは何年にもわたってシリーズが続いていることによる面白い変化である。
さやかをしのぐ巨乳の威力を見せ付けるエッチシーンがいい。

さやか
さやかが戻ってくるまでに数年あったので必然的に双方年を重ねているが、外見はやっぱり変わってない。
久しぶりゆえの不安とか、まだ頼りないんじゃないかとか、そんな気持ちから遠慮してしまっていたことを伝え合い、お互いへの好きという想いの再確認。
今さらながら、この作品のヒロインの多くは昔からの付き合いなので一緒にいることが自然なのだなぁ、とそう思った。

リース
彼女の使命からロストテクノロジー絡みのお話が導入としてはあるものの、そこが主眼という感じでもない。
大義名分が出来たから目一杯ひっついちゃおう、という、表には現さないけどそういう恋心を描いたものと受け取った。
シンシアのエピソードとの繋がりが少しほのめかしてある。
つまり”ターミナルに行ってしまった達哉”とは別の並行世界にいる”リースと仲良くしている達哉”視点でのお話というわけだろう。
クレジット後の大人版リース(ただし残念ながら影が見えるだけ)は普通に大人な外見のようなので、やっぱり今のリースは外見相応に子ども年齢なんだよねぇ…それとエッチしちゃうってのはいいのか?
にしても、大人になったリースのグラフィック、ちゃんと見てみたいものである。


前作で将来の夢として少し言及されていた(っけ?)アナウンサーへの道を達哉とともに進んでいこう、という内容。
このMCの中ではフィーナを例外としてエンディングでもっとも時間が進んでいる。
実際にアナウンサーになっている画像(けっこう大人っぽい)も見られる。
正直そこまで見せてくれなくてもなぁ、という感情はあって蛇足にも感じたのだが。
将来フィーナの結婚式をリポートする、という位置づけをしているのでそこまで進めてもまあ、おかしくはないのかな。
元気で明るい一方で実は初心くて繊細という彼女の魅力が今回も遺憾なく発揮されている。

エステル
恋人になってもなかなか奥手というか慎重なのは相変わらず。
でも彼女の場合はそんな”お堅い”けれど誠実で一生懸命な所が魅力なのだ。
結婚可能かどうかをカレンから聞くシーンで恥ずかしさから悶えているところがやはり見どころ。
その直後のエッチシーンももちろんいいし、2回目の礼拝堂で司祭服を着てのエッチはかなりそそるものがある。
オーガストはそういう遠慮はないよね。良い意味で。
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