新たなる敵は水銀のクェイサー。苛めてくれないと”失格”扱いとはじわじわとくる恐ろしさがあります。
彼女たちとは違う意味での”いじめ”に耐えていて、初めて立ち向かった文伽の描き方は良かったと思います。
全体的に原画がこれまでで一番崩れ気味。奮起して欲しいところ。
アバンはダイジェストが短く、ここで初登場のQ(クー)R(エル)の美少女双子姉妹のイベントにすぐに移ります。
繁華街(?)で婦警にいじめてくれと迫って、できないと見ると”失格”として殺してしまう、というシーンは血が規制になっていると思われます。
尺はダイジェスト除いても2分ちょっととけっこう長いので追加シーンはなくそのままかも。
いじめられることを快感として受け入れてしまっているのは、あるいは元々あった性癖かもしれませんが、後で出てくるエヴァに強制されてそう作り変えられた可能性もあります。
そうだとしたらやはりそれは許されない。

燈はまだ病み上がりでお休み。
まだ熱があるのか顔が赤いのがちょっと色っぽい。
「乳を冷やすからそうなる」(サーシャ)って前回の裸エプロンの件? それセクハラなんじゃ(^^;;
燈は気にしてないでしょうけど。
おでこ合わせて言い聞かせるまふゆと燈の構図がいいですね。
なんでこの二人が仲良くしているのを見ると癒されるんだろう…そうだからとしか言いようがない。

教室で美由梨と華がまふゆに突っかかってましたが、違和感あり。
1話あたりならともかく、美由梨とは打ち解けてきているし、華のあんな姿(お馬さんとかボンデージ衣装とか)をまふゆは見ているというのに、それまでと同様に険悪な態度をとっているのはどうにもしっくりきません。
まだ対等だとは思ってないってことですかね?
感謝や親しみの感情を表に出すことに素直になれないにしても少々ギスギスしすぎているとは感じました。
後半で、美由梨はまふゆを守るためにエヴァに立ち向かってましたし(相変わらず自分がまふゆより上の立場という意味合いでですが)、華はやはりカーチャには完全に服従しているので…う~ん、そっちの方が前よりも変化している彼女たちの本来の姿ですよね。

文伽がサーシャに好意を持つことになったきっかけが、サーシャが猫を助けたのを偶然見かけたからってのはちとチープな理由イベントの作り方と思いました(苦笑)。
いや、そうであってもおかしくないし、もちろん文伽の想いそのものを否定するわけじゃありません。
まふゆは文伽の好意を察知してもあまり気にしてない風でしたが、異性としての好意と思ってない…とも思えないしそれはまふゆがフェアな性格だということなんでしょうかね。
(話は違うけれど、華の隠れ奴隷体質をクラスの人間にはバラしたりしてないようですし)

QRが文伽に遭遇したシーン、シチュエーション的には戸惑いやあまりの異常さからくる笑いという要素もあります。
でも、やはり生理的には恐怖だなぁ。
や、これが本来の彼女たちの性癖だったとしたらそれを非難するのは彼女たちそのものの否定になるので難しいところなんですが。
これをエヴァによる強制的な調教と思いたくなるのはそういう潜在的な意識が働くのかも。

QRが力を発動させる前のシーンで少しの間サーシャやテレサの影になって見えないので規制が入っていると思われます。
おっぱいなどの露出があるようには見えないのだけど、あるいは乳首とおへそ(?)につけているエレメンタル・サーキット(*)内臓のピアスが問題なのかな(^^;;
さりげなくエロいから困る。

* エレメンタル・サーキット
元素回路。クェイサーとしての力を外部に保持しておくもののようです(公式サイト用語集参照)

教室へ向かう時のサーシャの態度から見てもだいぶまふゆへの気持ちは変わってきている印象を受けます。
仕事だから助けるという意味以上にまふゆが心配だから必死に助けに行く、というのが見えるため。

エヴァが文伽をいたぶろうとしているシーンではスカートを切られたり、胸のあたりを露出させられたりしてるようで規制が入っています。
ディレクターズカット版に期待。

今回の見せ場はやはりここで、これまでの話でもひたすら自分を殺していじめられるばかりだった文伽が初めて自発的に敵に立ち向かうシーンは良かったです。
テーマは”いじめ”。
つまりはエヴァ、QRのような人間とまふゆ、サーシャ、文伽のような人間との対比ですね。
 ・エヴァ(自分以外の人間を道具としてしか思ってない)にいじめられていることを受け入れているQR
 ・サーシャは苛烈ないじめ(というのも生ぬるいぐらいですが)に耐えてクェイサーとなったが、今はまふゆたちと触れ合うことで人間らしい心を取り戻しつつある
 ・文伽はいじめられることを拒否できずに受け入れていたが、初めて反抗した
その対比は非常に上手く描かれていたと思います。
人は自分の意志でなく望まぬ環境におかれ心を打ちのめされたとしても、変えることが出来るのだと、そういうメッセージ。

>青少年に 見せていいのか クェイサー(五七五調)
先ごろ話題になっている「非実在青少年」の規制に関係しますが、エヴァがQとRに強制していると仮定してこういう行為が許されるものなのか、といったらNO。
ただしそれを表現することはYESです。
その作品を青少年が見るかどうか、見せるかどうかは教育の問題です。
青少年を導く立場の人間(第一義に親)が青少年と共に話し合って決めていくべきもの。
性的であるかどうかは置いておくとしても。
作品内の行為の是非≠表現の是非≠閲覧の是非、つまり全部別の話です。
行為そのものは非難されるべきでも、表現そのものを権力が判断して禁止してはならないし、教育は第一義に親が行うべきもの。
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