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クリスは笑った。何もかもがおかしくて、涙が出てきそうだった。


>ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 恋のドレスと黄昏に見る夢
なんかもう、買ってからほとんど1年たとうとしています。
バッグにずっと入れてて、暇を見ては(順序よくというよりは流し読み的に)行きつ戻りつ読んでいたので、本がだいぶ傷んでしまいました(苦笑)。
昨日、かかりつけの病院の待合室がえらく混んでいたので、これ幸い(?)と最後の章をようやく読みました。
そんなわけで、正直この巻を一気に読めていないので、感想はポイントをしぼって書いてみようと思います。
というか、そういう風にしかできなさそう(ぉ
ともあれ、クリスだけでなく、読者の私としてもようやく聞きたかったシャーロックの言葉を聞けて満足です。
いろいろと葛藤も不安も抱えた上で、なお一歩を踏み出したシャーロック、今はただ「よくやった」としか言えません。
そして、よかったね、クリス、と。

とはいえ、この巻は実のところけっこう重たい…というよりは難しいシーンも多くて、読むのに苦労しました。
(ええもう、思いっきり言い訳です(^^;;)
「闇のドレス」がらみの謎がだんだん明らかになりつつも、なかなかきれいに見えてはきませんね。

(以下、ネタバレを含みます。ご了承願います)

クリスが母親のことを見間違えることはないので、つまり、「ミセス・コルベール」と名乗っている女性がリンダ・パレス、ということ。
なぜ偽名なのか。
今はその理由についてはわかりません。
本物のミセス・コルベールはおそらくアディルが失神して後、登場した女性ですね。
ギルレイの本当の主人はこちらっぽい。
リンダはミセス・コルベールとギルレイに従ってはいるようですが、今回のことを見ると、全く服従しているともいえないようです。

また、シャーロックが持っていった子供用ドレスを見たときの

それは罪人の瞳ではなく、こらえきれない愛に満ちた母親の瞳だったのである。(P117)

からすると、たぶんこのドレスをつくったのは子供の頃のクリス、ということでしょうね。

クリスが母リンダと会ったときの態度を見る限り、リンダは作りたくて「闇のドレス」を作っているとは到底思えません。
で、この時のセリフで難解なのが

「わたしは、あなたに、贈りものを、したわ」
「あなたのために……ヒューに逆らったのよ。ヒューは、恋のドレスをつくれっていったのだけれど。アップルさまのものと同じように」
「恋のドレスじゃなくて、闇のドレスをつくったのよ。あなたのために」(P192-193。セリフの間は中略)

です。
なぜ闇のドレスをつくることが贈りもので、クリスのためなのか?
う~~~~ん、「あえて」闇のドレスをつくったってことですよね。
それもリンダの想い人であるヒューが関係している。
このへんの昔のことはクリスもなかなか語ろうとはしないので(パメラにも詳しい話はしていない。リンダ・パレスは死んだものとパメラは思っている、という描写があった・・・はず(^^;;)、まだまだ真相がわからないですね。
この物語が終わるときにはどうしても避けて通れない部分ですから、だんだんと明らかになっていくのでしょう。

一転、エピローグのイアンとパメラのやりとりはおかしくって、くすぐったくって、とても素敵です(笑)。
イアン先生もそりゃ勢いこんで来ようというもので。
次の巻でパメラの「決意」とやらが何なのか、楽しみに待ちたいと思います…。
(というか、ちょっとだけ先に読んでしまって、よりにもよってそこの部分読んでしまった、とかいうのは内緒ですよ(爆))
でもまあ、主役二人のみならず、この二人にもぜひぜひ幸せになってもらいたいものです。
これ以上ないというぐらいに。
正義は勝つ!
愛は勝つ!(壊
…失礼しました。
なんというか、読者で男性という立場からすると、(ほんとのところはそうでもないけど表面的には)パーフェクトなシャーロックよりはちょっと抜けているイアンの方が感情移入がしやすいのかもしれない、とふと思いました(笑)。
管理人のみが読めるようにする

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