>「草の上 星の下」(谷川史子、集英社クイーンズコミックス)
もう――10年近く前になりますが、好きでした。
谷川史子さんの漫画が。
で、まあ、近所の本屋に立ち寄ってみてつい久しぶりに買ってみましたよ。
読みきり集で、続き物ではありません。(5話収録)
というか、まだ最初の「草の上 星の下」だけしか読んでなかったりして(マテ
でもですね~、この作品内の空気の良さ、まぎれもなく谷川史子作品ですよ。
何か突拍子もないことがあるわけでもなく、ごくごく日常的で何気ないお話なのに、なんでこんなに穏やかで優しくて切なくて暖かいんでしょうか。
思わず、漫画じゃありませんが「夜の蝉」(北村薫)とか思い出したりして。
もう、憧れの姉に対する思いと、その一方で姉がいることで甦ってきてしまった自分の嫌な気持ち。
その気持ちがとても自然に読み取れる。
心理描写が秀逸。
かといって、重たくもなりすぎませんし。
細かいところで「笑い」もちゃんと入れてある。
大笑いでなく、思わず微笑んでしまう感じの。
こう言ってはなんですが、「いいひと」ばっかりです。
たぶん谷川作品はそうなんでしょう…最近のは読んでないけれども。
あ~、だからこそ読みたくはなかったのに。
逆説的ですが、切なすぎてピュアすぎて、今の私には眩しすぎますよ、いろいろと(^^;;
管理人のみが読めるようにする

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