2008/03/28(金) 00:59 「君に届け」6巻の感想
>君に届け 6巻(椎名軽穂、別冊マーガレットで連載中)
連載は逐一読んでますので(感想書けてないこともあるけど(笑))、再読しての印象ってことで書いていこうと思います。
6巻はepisode21~24で、感想書けている時の記事にリンクしておきます。
 →「君に届け」episode22の感想
 →「君に届け」episode24の感想
ひー、二つって半分しかないじゃないか(^^;;

ネタバレということで以下は追記に移ります。
episode21-23は千鶴の失恋話。
読み直してみると、こんなシーンあったっけ? って思うこともあって、ちゃんと読んでいるつもりでもけっこう見落としているものですね。
それか、単に忘れてるだけか(ぉ
というか、感想書けてない月ってたいてい余裕がない時なんで、連載もじっくり読めてないことが多い、のかなぁ?(^^;;

6巻の帯のアオリは

「あたしは 最初から失恋するために 徹をすきになったわけじゃない!!」

です。
さすがに良いセリフをもってきます。
これを最初龍が否定しているように見えて千鶴は怒るわけですが、後で龍は

「ちゃんとすきだったって わかってるから」

と千鶴に言って慰めるのです。
もうほんと不器用なんですよね、千鶴も龍も。
(その辺、どちらとも親しい徹はちゃんとわかっている)

龍の誕生日プレゼントを渡した時も、お互いの気持ちがえらくすれ違ってましたし。
龍は徹の伝言を伝えて、自分の気持ちも伝えている。
(千鶴の質問に答える形ではありますが、ものすっごいストレートなんですよね。
馬鹿正直と言ってもいい(^^;;
そのタイミングで言うか、と(ぉ))
千鶴は徹に会いづらいので、あえて徹が帰ったであろう時間に龍の誕生日プレゼントを渡しに来た。
徹に振られて悲しいし、徹には会いにくいけど、龍の誕生日だから龍のためにやってきたのに…という怒りが翌日爆発するわけです(笑)。

龍は龍で千鶴を気遣ってなかなか徹が来ることを言い出せなかった。
(徹が婚約相手を連れてくることを知っていたから、千鶴がその場に居合わせてショックを受けるのを見たくなかった?)
龍が千鶴に対して言った言葉

「俺は ようやくこうなって ほっとしてる
これで千鶴が兄ちゃんをあきらめられるから」

の意図は推測するしかないのだけど…。
好きな相手が自分の兄に惚れていて、でも告白する前に振られたら…?
千鶴がずっと実らないだろう恋心を抱えているよりはすっぱりと早く振られて欲しかった、ってことかなぁ?
好きな人が傷つくのは見たくない。
(結局は龍自身の気持ちなので自分のためではあるのですが、龍が千鶴を思っている気持ちはそこまで自己中心的なものではないと思います。
千鶴のことを思いやってのものだと…)
もちろん龍にもエゴはあるでしょうから、これで自分もアタックできるって気持ちが全くない、とは思わないのだけど。
どちらかというと、彼の場合一途に千鶴を思ってきていて、報われて欲しいけど報われなくてもいいって感じがあるような気はします。
今後、この二人がくっつくのかどうかは…正直読めませんが、私はこの二人は今の関係でもいいような。
恋人でなくても、深いところで分かり合っていて繋がっていると思うから。

個人的なお気に入りのセリフは前にも書いたように、徹が千鶴に会いに来た時の爽子のセリフ

「……ち ちづちゃん…!
……ミニスカートだよ!」

ですね(^^)。
よく気づいたなぁ、って。
直接は言ってないけど「ちづちゃん、がんばって!」って言葉ですしね。

千鶴が失恋した時に何も言えなくて悩んでいた爽子とあやねを見て、風早は「爽子とあやねのように悩んでくれる人がいるってことが心強いんじゃないか。今は何も言えない状態なのかもしれないし」という内容のことを言って励まします。
ほんと、自分の恋にはなかなかうまく立ち回れてない彼ですが、こと友だちのことに関しては良く見えてますね(笑)。
まさにこれしかない、というアドバイスでした。

徹が千鶴にもう一度会いにきたのは、龍が呼んだから。

「とおる すきだよ」

という千鶴の告白に

「……オレもだよ」

と返す徹はたぶんちゃんと千鶴の(恋愛感情としての)好意をわかっていて、あえてはぐらかしたんでしょう・・・たぶん。
答える前の少しの間が彼の気持ちを何よりも雄弁に物語っている気がします。
恋人でも親戚でも家族でもないけれど、妹だと思ってる。
大切な存在。

気持ちには答えられないけれど、すき。

episode24のクリスマスパーティの話は、読み直してみてさらに何か発見があるという感じではなかったのですが、印象的なのは爽子の姿勢の変化かな。
やっぱり風早によって変わっていくんですよ。

「行こーよ」

と言われて

「……行きたい!」

とはっきりと自分の気持ちを言葉に出す。
今一歩押しが足りない風早ですが、こう見てみるとけっこうがんばってる?(笑)
…それでもまだまだ爽子にとっては両親の方が重くて、パーティには行かない。
それでもみんなのところに行きたくて板ばさみになっているところでようやく両親が爽子の葛藤に気づく、と(^^;;
爽子にとってはどっちも大事なんですよ。
そこをしっかり描いているところが良いです。
…それでもついに友だち(というか、この場合風早が一番星(←?))の方を選ぶ。
管理人のみが読めるようにする

トラックバックURL
→http://optfs.blog62.fc2.com/tb.php/187-9aa2291b