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>FORTUNE ARTERIAL
トゥルーをクリア。
ちなみに選択肢があるところから5時間ぐらいでした。
ボリュームもラストにふさわしく十分ありますね。
全体では25時間ぐらいでしょうか。
おまけも全部見てCG・回想とも埋まりました。
回収作業プレイは全く必要なし。
なんとすばらしき親切設計。
トゥルーの選択肢は最初に学院マップが出るところで、それまでと異なり黒猫のデフォルメキャラ(桐葉ルートで出てきた猫)が出現するので、それを選択すればOKです。
あとは一直線。

ともあれ、期待通りの決着のつけ方でした。
プレイしてよかった、と思える終わり方。
見事としか言いようがありません。

以降は追記に移りましょう。
以下、FORTUNE ARTERIALトゥルールートのネタバレを含みます。

流れとしては予想通り瑛里華と母親の関係が主になります。
分岐は序盤になるので、瑛里華ノーマルエンドとは別のお話になりますね。
あれはあれで味があっていいと思います。
そういう形もありだと思うので。
ただ、やはりいろいろと片付いてないことが多いので、やはりトゥルーの大団円にはかなわないですね、個人的に。

簡単かつおおざっぱに言うと、”壮大な親子ゲンカ”(笑)。
なぜあそこまでして瑛里華の母(=伽耶(かや)。古風な名前もそれだけの昔から生きている人なのでなんら不自然なことではなく)が瑛里華につらく当たっていて、眷族をつくることに執着しているのか、という点がポイント。
つまりそれは伽耶の父=稀仁(まれひと)が伽耶に残した言葉が理由でした。

吸血鬼という特殊な存在である稀仁が東儀家の娘との間に授かった子供が伽耶だった。
(もっとも、これは通常の懐妊ではなく、東儀の家がなんらかの手立てをつくしているようです。具体的には作中では不明。神頼み?)
生まれた伽耶も稀仁と同様の吸血鬼になっていた。

稀仁が伽耶に残したのは「友を作り、血をもらうように」という言葉。
それは伽耶に眷属をつくらないで欲しい、という願い。
寂しさから、(人に自分の血を与えて)眷属をつくりたくなる衝動=”獣”を抑えることができるのは人の血を飲むこと。
衝動に負けて友を無理やり眷属にするようなことはしないで欲しい、という願い。
どうしても家族が欲しくなったのなら、珠によって吸血鬼の家族をつくる。
珠はその手段。
自分がいなくなった後のために、東儀家には極力伽耶のために手をつくしてくれるように頼んだ。

その父の言葉を勘違いして受け取ったために、伽耶はずっと寂しい年月を送ってきた。
父が死んだことも信じられず、ずっとその帰りを待っていた。
しかし、ついにその誤解は解かれる。
珠の破片を飲んだことで稀仁の記憶(日記)を見ることができた孝平と、瑛里華、桐葉の言葉がようやく伽耶の頑なな心を揺り動かすことに成功する。
ずっと子供のままで止まっていた伽耶の時間が動き出し、やっと瑛里華(と伊織)の母として生きることをスタートする。
家族としてこれからやり直す。

とはいえ…最後の最後まで緊張して読みましたよ。
きっと全員が幸せになる形で決着するとは信じてましたけど(^^;;
そう、孝平が途中で気づいたように、皆が幸せになるためにはどういう形であればいいのか、という客観的な見方。
伽耶を敵とする一方的な見方では解決しないのです。

にしても、華奢で小さいという意味では白ちゃんもかわいいけど、子供のままの姿である伽耶(実際は桐葉と同様に約250歳という大年寄り(笑))はめっちゃ可愛かった!(ぉ

オーガストなりの吸血鬼観。
以前、雑誌のインタビューかでそういったことをスタッフが言われていましたが、納得しました。
これが見せたいものだったかと。

また、トゥルー始めるまではかなで・陽菜の姉妹ルートはカテゴリ的に別だと思ってました。
つまり、話のテーマとして、
 <吸血鬼・眷属>瑛里華・桐葉・白
 <悠木姉妹>かなで・陽菜

というグループ分けができるかと思ってたわけです。
まあ、あながち間違いでもないのですが、悠木姉妹も瑛里華ルート(トゥルー)とのつながりがありました。
陽菜の記憶がなくなったのは瑛里華が消したためだった、という。
思わず、「な、なんだtt(ry」でしたよ(ぉ<まあ、考えてみれば推測できても不自然ではないですね
かなでルートぐらいでしょうかね、トゥルーとほぼつながりがなさそうなのは。
陽菜の記憶が全部戻るという意味でも、やはりトゥルーが本筋でしょう。

そんな感じで、物語全体も読み応え十分。
エロゲーとしての忘れちゃいけない要素、エッチシーンも良かったですね。
トゥルー自体だと瑛里華の1回だけになっちゃって物足りませんが、ノーマルと合わせると4回。
白はやっぱりおまけの2回合わせてこちらも4回、悠木姉妹が夢の(2つの意味で)3Pを含めればこちらも双方4回で、サービス精神たっぷりです。
そもそも回数回数言ってるのも「エレガントじゃない」気がしますし、瑛里華の言葉を借りれば(笑)。

ともあれ、ひさびさに楽しめました。
どこら辺が地雷だったんだろう…?<発売直後の2ch専用版での書き込みにはそういうニュアンスのものもあったので
まあ、ネタ的な意味もあるのかも。
好き嫌いはあるでしょうし。

ゲームを構成する要素、それぞれ「夜明け前より瑠璃色な」から極端に上がってもいないけど下がっていることもないです。
グラフィックはさらに磨きがかかっていますし、音楽・声優さんの演技も安定しています。
ボーカル曲、実に5曲。
曲単体で見るとちょっとだけパンチ不足を感じなくもないですが、使用タイミングが適切(ルートごとに切り替え)で曲の良さを十分活かしていると思います。
親切なゲームシステムは言うまでもなくグッド。
これを叩く人は正直よっぽど斜めに見ているか、要求水準がべらぼうに高いか、じゃないでしょうかね(苦笑)。
個人的にシナリオ以外は前作の段階で十分いけてたと思うので、シナリオに成長の後が見られるのなら、前作以上の評価を与えたい。
HPのレビュー基準にならうなら、10点満点で9点。
あれ、変わってない?(爆)
まあ、残り1点はこれからの伸びしろがまだあることを期待して残しておきます。

ちょっと付け加えるなら、吸血鬼ネタに全体が引っ張られたために、学園ラブコメな部分が影薄くなってしまった点が残念かな、と(^^;;
ルート分岐する前はやや駆け足で進みますし、キャラ個別に入ってからは”バカップル”ではあるけれども、友達巻き込んでにぎやかにする、という感じではありませんしね。
そこが数少ない不満と言えそう。

さらに追記。
主人公、孝平の造形が良かった。
彼の行動がいろんなヒロインとのストーリーにおいて重要。
ポケッと待っているだけの男じゃありませんね。
彼がそういう行動に出られるのは、一つにはメインヒロインの瑛里華に背を押されたから。
それだけじゃなく、自分でつかみとってきた強さ、でしょうしね。
彼の生い立ちが影響しています。
今まで転校ばかりで誰とも親しくしてこなかった。
親しくなった後に来る別れが辛かったから。
でも、瑛里華の言葉に押されてそういう生き方と決別することを決意し、実践している。
例えば瑛里華や陽菜が進む道に迷った時、うわべだけの言葉ではなく、自分の経験から言える励ましとアドバイスを送ってあげられるのです。
(たぶん全ルートにおいてこれは共通しています)
そりゃ惚れるわ(笑)。
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