2007/05/13(日) 01:33 「君に届け」episode18の感想
別冊マーガレット2007年6月号+爽子開運貯金箱


>「君に届け」第18話(作者:椎名軽穂別冊マーガレットで連載中)
月に一度のお楽しみがやってまいりましたよ。
いやもう幸せですね。
バカと言ってくださって結構(笑)。
しかも、君に届け」風早君が表紙! 巻頭カラー!(拍手)
巻頭カラー、久しぶりに爽子の恐い顔だったりします(ぉ
18話ということは、今のところ単行本1巻ごとに4話ですから
 3巻 Ep.8~11
 4巻(5/25発売予定) Ep.12~15
 5巻(?) Ep.16、17、18、19
…と仮定すると、5巻目に収録されることになりそうです。
今回はいつもにまして良かったですね。
個人的に恋愛モードに突入してからはベストエピソードでした。
たぶん、また2度3度と同じことを言うんじゃないかと期待も込めて思いますけれども。
激しくネタバレしそうなので、以下は追記にて。
(長くなってます。覚悟してドウゾ(^^;;)

っと、その前に。
このブログで「君に届け」について触れるのは初めてなので、参考になりそうなサイト様の記事へのリンクを2つばかり貼っておきます。
「風早に対して爽子が覚えた最初の感情が「尊敬」だということ。」(空夢ノート)
「~伝えたい、生まれてしまった、だいすきの気持ち~」(マンガがあればいーのだ。)
一応自分の過去記事も載せておきます(^^;;
「…しってる? 友達ってね 気づいたら もう なってんの!」(Optimist's Room旧日記2007年03月01日の記事)

↓ここから追記部分。episode18のネタバレ部分を含みます。

「……なんか……」
「……今日はずっと一緒にいたから……」
「……………別れがたいね」


いつぞやの、爽子が千鶴の家(ラーメン屋)に遊びに行った時(episode8)のお返し的エピソード。
爽子の家にあやねと千鶴が遊びに来ます。
和やかにしているところに、風早から千鶴に電話がかかってきて…という展開。

なんで自分的にベストエピソードかと思ったかなんて、爽子が風早をいつ好きになったのか、ぐらいに自分でもつかみきれないのですが。
ん~、恋愛モードがやっぱり個人的に好きなせいはあると思います。
愛でしょ、愛。
ラブ補正(何)
全くこの二人ときたら、純愛でウブくて、ラブラブなんだけど、自覚も自信もなくて。
ああもう、じれったい!
……じゃなくて。

なんでしょうね~、風早をはじめとして、爽子の周りにある関係の深まりを再確認できるから、かな、たぶん。
なんてことないんですよ、お話としては。
友達が家に遊びに来て、風邪ひいた担任の先生(=ピン)をみんなで見舞いに行って。
で、帰りは気をきかせてくれた千鶴のおかげで、また風早と二人きりになって。
もちろん、これは上記のepisode8で千鶴の家に遊びに行った時と同じシチュエーション。
ですが、同じようでやっぱり違います。
あの時と今では爽子と風早の距離はずっと近くなっていますし、お互いへの想いはもっと強くなっています。
強さっていうよりもむしろ相手への想いを自覚したことが大きいでしょうしね。

ピンの家で風早の子供の頃の写真が出てきたのも、上記の(ryでアルバム見てたことと重なりますね。
そこでも、写真見てたらふとお互いの顔が近くにあることに気がついて、あわてて離れたりして。
相変わらずの”ウブコント”ぶりです。
もう、ほんと、あやねや千鶴が心の声で代弁してくれていますが、「つきあっちゃえばいいのに…もう…」(笑)。

0話からここまで、密度の濃いエピソードを積み重ねてきて、爽子の周りには確固たる人間関係が成立しています。
誤解から、誰とも親しくすることができなかった頃とは大違いです。
信頼できる友。
恋心を自覚した相手。
彼女ら、彼らの間にある絆。
そこを今回しっかり感じさせてくれたことが「なんか良いな」と感じた理由だと思います。

そういえば、前回のあの場面(爽子が風早にもたれかかって眠ってしまった)はどうなるんだろ、と思ってたら、しっかりあやねは盗撮してましたね(笑)。
でも、爽子はあやねや千鶴に(風早に告白してみるよう)そそのかされても、まだまだそこまでは考えられないようです。
爽子らしいというか、それでもやっぱりじれったいというか。
あやねや千鶴は既に確信しているように、はたから見てたら(読者から見ても)この二人は無自覚にラブラブなのですが。
ピンの見舞いに行った時も「ほれ直すよ…!!」って爽子は心の中で言ってはいるものの、それはどちらかというと相変わらず面倒見の良い風早にますます尊敬の念を強くする、という趣が強いです。
(もっとも風早本人としては爽子にピンを看病させたくなかっただけですが(笑))。とはいえ、基本的に世話好きなのは事実、でしょうね。苦労人)
ん、でも、その”恋愛感情以外の気持ち”をしっかり描いていることがこの作品の良い所、ですしね(^^)。

それとピン。
この人、やっぱりどうしても教師らしくないです。
部屋も惨たんたる有様でしたし(^^;;
あの風邪(と本人は思ってない)、霊感どうこうよりも、つまりはあんな部屋にいたせいですよね絶対。
風邪は治ったものの、いまだに(爽子が除霊の能力でも持っているかのような)壮絶な勘違いしたまま。
でも、結果として、よけいなお世話(考えようによっては良い後押し)してくれたからいいのかな?(笑)
…まあ、悪い人じゃないんですよね。
邪気は全くない。
ただ、相当エゴイストで人の迷惑顧みない困った人です。

爽子・風早以外のカップルには進展なし。
千鶴、爽子と風早に同行しようとする龍を止める辺りはさすがですが、その龍が自分に惚れていようとはこれっぽっちも気づいてなさそうですね(笑)。

そして、最後の爽子と風早が二人きりになる場面。
というよりもその前からですね。
一緒にいればいるほど離れがたい。
その気持ち。
そう感じること。
爽子にとって、新しく自覚した気持ち。

(この辺りの心の描写が細かいところがこの作品はすばらしいと思うのです。
ちょっと話は逸れますが、体育祭の自手練の場面(episode9)で(爽子が)

「ただ 風早くんの姿から 目が 離れなくて」

という見事な描写もありました。
「そうだよなぁ…」って。
そりゃ好きな人の姿は自然に目で追ってしまいますよ…。)

話戻って18話最後の爽子のモノローグ、

「いつか
この気持ちを言いたくなる日もくるのかな…」

ああ、そうか。
これは0話での風早のモノローグ、

「いつか いつか 君に届くだろうか
あの時 感じた あの気持ちが 大きくなった この気持ちが」

に応えるものですね。
風早の気持ちはもうほとんど届いている、と言っていい。
ただ、本当に「届いた」と言えるのは爽子が自分の気持ちを口に出して風早に告げた時。
…いやはや、感慨深いです。
一言、君に届け、そのままじゃないですか。
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